犬と猫の輸入②
(動物検疫所 ホームページより)
犬ちゃん猫ちゃんを輸入する場合、手続きが2通りあります。
農林水産大臣が指定している狂犬病の清浄国・地域を「指定地域」といいます。
2013年7月現在、6地域が指定されています。
アイスランド・オーストラリア・ニュージーランド・フィジー諸島・ハワイ・グアム。
地域内と地域外では、輸出国の証明書を取得するまでにスケジュールの違いがあり,違うところだけを列挙します。
指定地域の場合在住に関する規定で、180日以上指定地域のみで飼養されているか。
または、日本から輸出しそのまま指定地域で飼養されているか。
輸送に関する規定で、指定地域から直行便で輸送するのか。
指定地域から指定地域外を経由して輸送するのか。
(輸出国でケージを封印する。)
(他動物と接触しないという追加の証明書を取得する。)
指定地域外の場合、狂犬病予防注射2回以上後、狂犬病抗体検査(血液検査)、抗体検査採血(当日は0日)から180日輸出前待機。
他の手続きは同じようです。
大変そうですね・・指定地域が6地域しかないことに驚きました。
狂犬病は、犬ちゃん猫ちゃん、さる・コウモリ・キツネ・アライグマなどから感染します。
ウイルスに感染した動物の唾液や分泌物が傷口・粘膜(目・口・鼻の中)から侵入したり、かまれたりして感染します。
海外へビジネスで長期滞在・僻地へ赴任される方、動物と接触する機会のある方は、狂犬病予防注射をお勧めします。
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